「ファンシー」と呼ばれる天然の色付きダイヤモンドは非常に高級な希少品で、無色のダイヤモンドよりもさらに珍しいものです。本物の天然色のダイヤモンドは自然からの贈り物であり、ピンクから黄色、茶色、さらには赤色まで、様々な色が見られます。ファンシーカラーのダイヤモンドは、非常に限られた地域でしか採れません。
10,000個のダイヤモンドのうち1個だけが天然色であるため、「ファンシー」なカラーダイヤモンドと呼ばれています。ファンシーカラーダイヤモンドは、ほぼ独占的にダイヤモンドの色の彩度と分布を求めて購入されます。ホワイトダイヤモンドや無色のダイヤモンドを購入する際に考慮される基準(カットのプロポーションやクラリティなど)は、ファンシーカラーダイヤモンドを購入する際にはさほど重要ではありません。
色付きダイヤモンドの色の原因は、色によって異なります。例えば、黄色のダイヤモンドのその明るいな色合いは、窒素の存在によるものです。一方、青色のダイヤモンドには、青色のホウ素が含まれています。ピンクとレッドのダイヤモンドの目を奪うような色の原因は、結晶格子内の破砕の結果起こるバリエーションだろうと推測されますが、確かではありません。色が希少で、濃ければ濃いほど値うちが高くなります。イエローとブラウンのダイヤモンドが最もよくに見られ、レッド、ブルー、グリーンのダイヤモンドがファンシーカラーの中でも最も希少です。
ファンシーカラーダイヤモンドを購入する際には、色の彩度、すなわち色の”深さ”、または色の”豊かさ”が最も重要なパラメータとなります。色が濃くなればなるほど、ダイヤモンドはより希少で貴重です。”フェイント”、”ベリーライト”、”ライト”、”ファンシーライト”、そして”ファンシー”に分類される、よりライトな色の彩度レベルのダイヤモンドの方が、”ファンシーインテンス”、”ファンシービビッド”、”ファンシーディープ”と分類されるファンシーの彩度を持つ、より”豊かな”カラーの彩度のダイヤモンドよりも一般的です。
BNT Diamonds のすべてのファンシーカラーダイヤモンドは100%天然であり、化学処理されていません。
以下に、さまざまな色と彩度の例をいくつか挙げておきます:
ファンシーピンクブラウン
ファンシーブラウニッシュピンク
ファンシーライトピンク
ファンシーピンク
ファンシーディープピンク
ファンシーブラウニッシュグリーニッシュイエロー
ファンシーグレイッシュ/グリーニッシュイエロー
ファンシーなライトイエロー
カラーグレードの次には、カラットの重さがファンシーカラーダイヤモンドの価格に最も大きな影響を与えます。1カラットは0.2グラムです。「カラット」という言葉は、ダイヤモンドトレーダーが使った元の測定単位である「キャロブ」=「イナゴマメ」の種から来ています。ダイヤモンドのカラットが増えるにつれて希少性が上がるため、ダイヤモンドの価格は指数関数的に上昇します。研磨後に1カラットのダイヤモンドとなるのに十分な大きさのあるダイヤモンドは、100万個のダイヤモンドの原石のうち1個もないほどです。ファンシーカラーダイヤモンドの価格も、カラットの重さとともに指数関数的に上昇します。
ダイヤモンドは極度の熱と圧力の下で地球の深くに形成されるためしばしば独自のキズを含み、内的なものはインクルージョンと呼ばれ、外的なものはブレミッシュと呼ばれます。クラリティの格付けは、LC(ルーペクリーン)またはIF(内部フローレス)からI3(インクルージョンあり)となります。クラリティの高いものは、より貴重で特別なものであり、価格もより高くなります。
ファンシーカラーダイヤモンドの性質上、クラリティは無色のものほど重要ではありません。これは、ダイヤモンドの色によってインクルージョンが隠れる傾向があるためです。
ファンシーカラーダイヤモンドは、主にカラーを強調するようにカットされます。これは、煌めきや輝きを最大限にようにカットされた無色のダイヤモンドとは対照的です。ファンシーカラーダイヤモンドももちろん輝きを放ちますが、カットを考案する際にはそのカラーがに最も重要な特徴となります。
シェイプは、上から見たときのダイヤモンドの全体的な輪郭(例えば、ラウンドカット、プリンセスカットまたはクッションカット)を指します。
ファンシーカラーダイヤモンドの多くは、天然の色を強調するように、あまり見かけないシェイプにカットされます。ファンシーカラーダイヤモンドは稀であるため、どの色でもいつでもどのシェイプでもご用意できるわけではありません。
特定のファンシーカラーダイヤモンドをお探しの場合には、 info@baunat.com までメールで、または +32 3 201 24 90 までお電話で、弊社エキスパートにお問い合わせください。