これぞというエンゲージリングが見つかったら、それを右手の指の周りに嵌めてみなければなりません。嵌める手は、あなたの文化、信仰、お住まいの場所、またはあなたが右手か左利きかによって決まります。リングは左右どちらの手に嵌めますか?
ユダヤ人の結婚式では、式の間、花嫁はウェディングリングを右の人差し指に着けます。結婚式の後、リングは左手の人差し指に着けかえます。但し、昔からのポピュラーな信念によれば、右手が心臓につながっていると言われているので、逆の方が良いでしょう。リングは、着ける指によって意味が違ってきます。
伝統に従いたいなら、カトリック教徒であれば右手にエンゲージリングを、プロテスタントなら左手にエンゲージリングを着用するべきでしょう。イスラム世界では、西欧のようにエンゲージリングに関する根強い伝統はありません。
フランダースでは、どの地域で生まれたかさえ違いを生じさせることがあります。フランダースの東部と西部ではウェディングリングは通常は左手に着け、アントワープとブラバントでは右手に着けます。リンブルクではさらに混乱させられます。そこでは地域によって異なるのです。北アメリカと南アフリカでは、ウェディングリングは信仰にかかわらず左手の薬指に着けます。正教会の信徒たちは、ウェディングリングは右の薬指に着けます。
最新のトレンドなら、男性が着けるエンゲージリングで間違いありません。以前には女性の特権だったエンゲージリングですが、同性婚の合法化と婚約の贈り物を希望する男性の増加に伴い、この独特の女性の特権は過去のものとなっていますす。男性には、エンゲージリングを着ける手や指を示す伝統はありません。
これら伝統とトレンドは別として、エンゲージリングやウェディングリングを着けるのは薬指だけということではなくなっています。今日では、実用性を考慮することも重要です。左利きの人や重労働の仕事に就いている人は、傷つけないように右手や他の指にリングを着けることがよくあります。
何を選んだらいいか分からない場合には、どうすればようでしょうか? 私の愛する人にはどのエンゲージリングが合うでしょうか?自分のリングを自分で選ぶ方法は? BAUNAT のダイヤモンドエキスパートにアドバイスをお求めください。