チャールズ皇太子が当時の婚約者、ダイアナに贈ったリングこそが、おそらく世界で最も有名な エンゲージリング の一つでしょう。それは宝石商ガラードによってセッティングされ、およそ28.500ポンドの費用がかかりました。それは、英国王室の他のほとんどのエンゲージリングからはかけ離れた存在でした。また、オーダーメイドでも独占契約でもなく、チャールズ皇太子ご婚約時にガラードのジュエリーコレクションに登場したことは、注目に値するでしょう。このリングは、12カラットのオーバルの青いセイロン・サファイアを14個のソリテールダイヤモンドで囲んだもので、18Kのホワイトゴールドにセットされています。これは80年代に大流行のトレンドとなり、多くの花嫁が指にレプリカを嵌めていました。誰でも、ひとりくらいは友人や家族にこのリングを持っていたひとがいたのではないでしょうか。

ダイアナ妃は離婚後も引き続きリングを着用し、死後、相続の対象となりました。ハリー王子は、彼女の思い出を持ち続けるためにリングを選び、ウィリアム王子はカルティエの時計を選びました。けれど、二人の兄弟は、先に婚約したほうが自分の婚約者にリングを贈るという約束をしました。それが、ケイト・ミドルトンの指にこのリングが嵌められている理由です。ウィリアム王子がプロポーズを決行したケニアへの旅行中、彼はバックパックにリングを隠していました。二人の婚約後、このエンゲージリングは人気となりました。たくさんのコピーが販売されています。今年は、カラーダイヤモンドと色付きのジェムストーンがとても流行っており、弊社の 現在のコレクション でも似たリングを見つけることができます。

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